良好な就業環境にある企業に就職できたエンジニアは休日は自分のやりたいことを満喫できる。どの企業でも休日は仕事をするのが当たり前という状況があったが、最前線で新しい技術の開発を進めている企業やベンチャー企業を除けば休日はプライベートの時間として利用できるようになっていることが多い。

しかし、趣味などに費やして休みを満喫していたエンジニアも転職をすることを考えると状況が一変する。エンジニア向けの人材紹介会社に相談して求人を紹介してもらう前に、まずはコンサルティングを利用する人は少なくない。

コンサルティングを経てキャリアパスを考えた上で求人を紹介してもらうという手順で進めていくことにより、将来性のあるエンジニアとして自分を育て上げようとしているのである。そのコンサルティングを受けたことによって休みになると勉強するという習慣ができるエンジニアは少なくない。

コンサルティングで具体的にIT業界の全貌について話を聞くと、自分がエンジニアとして明らかに無力であることに気付かされるのである。能力不足を補わなければ転職によるメリットを生み出すことができないと考え、新たな知識や技術の習得のために休みの間は勉強するようになる。

そして、その勉強期間を経て自信を得ると転職に本格的に乗り出すようになり、求人の紹介を受けて職場を移るのである。コンサルティングの内容によって多少の違いはあるが、基本的には転職の準備をする時間を確保しなければならないことが多い。